【ウォーキング】で検索すると、上位に表示されるのは、
「ウォーキング シューズ」と「ウォーキングデッド」なんです。
靴選びより、ゾンビより先に、歩き方が大事なんですけど、誰も気づいていません。
【ウォーキング シューズ】で検索すると、
疲れない、中敷き、インソール、長時間、軽い、外反母趾、痛くならない、腰痛、膝痛、偏平足、巻き爪など、何かしらの不満があって、探している人も多いと見受けられます。
あるいは、
今年から毎日歩こう!足を丈夫にして、老後に備えよう!ダイエットのために1時間歩こう!
なんて人も、ウォーキングシューズから探しているのかもしれません。歩き方を教えているので、シューズのことは、よく聞かれます。
「かかとのある靴にしてくださいね」と言っています。
かかとの無い靴では、もも裏歩きはできない!
かかとの無い靴ってなんでしょう。
こんな靴ありますよね。脱ぎ履きは楽ですが、お勧めできません。
雪駄もかかとがないですね。下駄もありませんね。
女性のサンダルもありません。これはもう、きちんと歩こうという意志さえ感じません。
こんな感じで、かかとの無い靴は、やめてください。
かかとの無い靴 = 足を前に出し歩き用 ということになります。
足を前に投げ出して歩けば、サンダルであっても、脱げません。
もも裏歩きは、足を後ろに引く動作ですから、かかとが無ければ、脱げてしまいそうになるのです。
ちなみに、足を後ろに運ぶ動作なので、雨の日のツルツルした歩道や雪の日にも、もも裏歩きをすることはできません。
かかとがあってもウォーキングに向かないタイプ
かかとに紐があるけれど細い。きつく締めれば痛いから緩め。抑えてる部分が細いので、不安定。
クロッ◯スですね。一応、かかとの抑えはありますが、使ってはめている人を見たことがありません。第一、ゆるゆるで、足全体の固定がありません。靴の中で足が左右前後に動かないのが最低条件です。
なぜかというと、靴の中のブレは、膝のブレとと同じなので、変形してきている膝にとっては、膝の軟骨の摩耗を誘発することにもなります。
サンダルで歩くのなら、こんな感じのかかとの紐が太いものがお勧めです。あんまりオシャレではありませんが…最近は、色使いがかわいいのも出ていますよ。
その他のウォーキングでお勧めしないシューズ
これですね~ 靴底が悪いやつ。勝手に足首が返ってしまうので、股関節の後ろへの幅が広がりません。足首を返すのは、しっかり股関節を後ろに引いてからの話なので、この靴は本当にダメですね~
コンバ◯スは、靴底が固い。固く、真っ平であるため、足の指がまだ鍛えられていない人には、大変不向きな靴です。足の指使いをしっかり覚えて、指の強さも感じるようになってからなら大丈夫です
だからといって、逆の縦アーチを高く意識したインソールの靴も、扁平足の人にとっては、足裏を押される続ける感じになるので、痛くなります。
無理やり、正常な足の構造に作ろうとする靴も、良いとは言えないということです。
また、どんな靴でもこんな風に擦り減ったまま履いていてはいけません。重心が外へ外へ逃げていく結果になります。自分の大切な関節を守る靴ですから、もったいないとか言ってないで、擦り減ったら定期的に買い替えましょう。ちなみに、X脚の人はかかとの内側が減ります。
ウォーキングシューズの選びのまとめ
まとめると、履いた感じで、きつくもなく、緩くもなく、土踏まずを押され過ぎる感じもなく、かかとがきちんとあって、ある程度、靴底が柔らかい靴がベストと言えます。
以前にも話しましたが、大事なのは横アーチです。
横アーチについては、こちらのYouTubeが参考になります。
足の指を付け根から曲げることで、横アーチが作られ、その後に縦アーチも作られて維持できます。
靴が合わないのではなく、上手に足の指を使っていないので、足が靴に合わない形になってきているのです。自分の足の指を使いやすい靴で毎日、意識して使うことで、足の形の崩れを防ぐことができます。
もも裏歩きをしていれば、変なタコもできることがないので、心配ありません。
今日も良い靴で、正しい歩きで、ウォーキングを実践してください。
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