今までに、O脚の人の話はいっぱいしてきました。
しかし、世の中にはO脚の人だけではありません。真逆のX脚の人も多くいるのです。
そこで今回は、X脚の人専用の歩き方についてお話していきます。
歩き方で、X脚の人だけに変えて欲しい所があります。
今まで、つま先を20°~30°広げてと歩いてくださいと言ってきました。
その理由は、かかとの外側から、親指の先へ、素直に重心が移動しやすいことと、足首を外へ返しやすく、重心が外側は逃げるのを防いでくれるメリットがあるからです
しかし、X脚の人だけは、対象外です。
まずX脚とは、どういう膝なのかを説明していきましょう。
下の図がX脚と呼ばれる人の全体像です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191123/15/hiroskeletalcorrection/7a/5f/p/o0210028314647193998.png)
立った状態で足を閉じるように両足をくっ付けて、内くるぶしより先に膝がくっ付いてしまう人を言います。
有名人で言うと、サッカーの本田圭介や、ラグビーの中島イシレリなどがⅩ脚ですね。
足は遅いはずです。
多少、X脚でも、つま先が外に向かない人は、まだセーフですが、
つま先が勝手に外を向く人は、アウトなので、そういう人だけ歩き方を変える必要があります。
X脚の人はどういう風に膝が捻れているのか?
ここがポイントになります。まずは正常を見てください。
お皿の方向とつま先の方向が自然に同じ方向を向いています。
X脚を見てください。
お皿は内側を向いているのに、つま先は外を向いています。
この形から、膝だけを真っ直ぐに向けてみるとよく分かります。
下の写真です。
膝を真っ直ぐに向けると、さらに、つま先が外を向いてしまいました。
もも裏歩きをする事で、お尻を上手に使えるようになると、
股関節が外に回り、膝が正面に来るようになります。
その時に、つま先を広げたままだと、捻れたまま歩くことになります。
しかも、つま先を外側へ広げ過ぎることにより、つま先まで使うことも出来なくなり、
膝の内側への負担も増えてしまうのです。
X脚の人はどのように歩けばいいのか?
下の写真は、X脚だけど、つま先を真っ直ぐにしてみました。
余計に膝が内側へ捻る感じになります。
しかし、この状態からお尻を使うと、股関節が外に回り、太ももの捻れを補正してくれるようになります。
地面と身体の重みで、つま先をそのままで維持し、大腿骨が外へ回る。
つまり、最初の正常の写真の形に戻ろうという力が、歩く度に働くことになります。
歩く事で、X脚の矯正をすることになるので、痛みさえ消えていくのです。
まとめを言いますと、内くるぶしより先に膝がくっつき、つま先が、外を向くような人は、
つま先を真っ直ぐにして、しっかりお尻を使う、もも裏歩きを実行する。
注意点は、つま先を真っ直ぐにして、お尻を使わない歩きをすると、
余計に膝が内側に捻れて、逆効果になってしまいます。
私、X脚だなぁと思う方は、是非、参考にしてください。
私の汚い足で失礼致しました(+o+)
動画でも説明していますので参考にして下さい。
![](https://momouraaruki.net/wp-content/uploads/2021/12/a2bf16992111ca109bd1845aa0e539ce.jpg)
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