100歳まで歩ききるための関節を守る正しい歩き方

足の”すねが張る”人の対処法

すねが張る人の対処法
すねの外側が張る、すねが張る、すねがつる、すねが痛い人の原因は歩き方。もも裏歩きウォーキングをすることですねが細くなる

足のすねが張ってはたくさんいます。足のすねがすぐ疲れる人もたくさんいます。足のすねがつる人もたくさんいます。足のすねが痛む人もたくさんいます。足のすねがむくむ人もたくさんいます。そして、足自体がいつもだるい人もたくさんいます。

そんな方たちは、この記事を見て、足のスネが張らない生活にチェンジしてみてはいかがでしょう。

足のすねとは、何をする筋肉なのか?

すね(スネ)と言っても、どこからどこまでなのか?膝(ひざ)からくるぶしまでの間の部分を指します。主に裏側はふくらはぎと呼び、表側をすね(スネ)と呼びます。

このすねには、どんな筋肉があるのでしょう?

筋肉名は特に知りたくもないと思うので、何をするための筋肉が付いているのかをお伝えしたいと思います。実は、何のための筋肉なのかが、後々重要になってきます。

1、足首を上に上げる筋肉が付いています。

2、足の指を上に上げる筋肉が付いています。

3、足首を伸ばす(下に下げる)筋肉(小指側へ)が付いています。

4、足首を外側へ返す筋肉が付いています。

1と2は、すねの前側に付いていて、3,4は、外側についています。同じところに付いているようで、作用が真逆の筋肉が混在しているのです。

すねのどこが痛い?

すねの骨が痛い、すねの内側が痛い、すねの外側が痛い。だいたいこの3パターンかと思います。一つずつその場所の痛みの原因を見てみましょう。

「すねの骨が痛い」これは、打撲・疲労骨折・シンスプリント、この3つの事が多いです。まずは、打撲。”弁慶の泣き所”と昔から言われるだけあって、守っている脂肪も筋肉もなく、骨がむき出しのため、とんでもなく痛いところです。

ここをぶつけて、何ヶ月も腫れが引かずに心配したことがありませんか?腫れが引かないのには理由があります。実は、骨が腫れるのです。「へぇ~骨も腫れるんだ~」と思った方もいるかも知れませんが、正確には、骨は腫れません。骨の表面にある骨膜という少し柔らか組織があり、骨の表面を覆うようにして守っています。骨膜は、神経や血管が多く通っているので、どこの骨をぶつけてもすごく痛いのです。人間が痛みを感じ、体の異変を察知するためとも言えます。

そして、この骨膜というのは、腫れが治まるのにとっても時間が必要な組織なのです。この中には造骨細胞というのが入っていて、痛みは治まっても骨が作られてしまい、出っ張ったままになることもあるのです。

疲労骨折とシンスプリントは、短距離走・長距離走・よく走るスポーツによって引き起こされる疾患です。そしてその多くは、すねの内側の痛みです。もしかしたら、若い頃に部活で経験した人も多くいると思います。激しいスポーツを頻繁にしない人には関係ありません。

残るは、すねの外側に痛みです。特に激しい運動もしていないのに、痛みや張り、疲れ、だるさ、むくみを感じる人です。腰痛やお尻痛がある人は、ヘルニアや坐骨神経痛の可能性もありますが、今回は、それ以外の人ということでお伝えしたいと思います。

すねの張りは歩き方に問題があった!

こんなにもすねの張りを感じている人が多いのは、普段の生活に原因があります。スタイル的にも、すねが外に張り出て気にしている人も、これを期に悩みが解消されるかもしれません。

ズバリ、足を前に出して歩いているからです。このすねには、使い過ぎで張ってしまう筋肉と、使わなすぎで張ってしまう筋肉が混在しているのです。先ほど何をする筋肉なのかを説明しましたね。足を前に出すという行為は、足首と足の指を上げる行為で、つま先を上げると言ったほうがわかり易い人もいるかもしれません。歩くたびに、ウォーキングするたびに使い過ぎているのです。かかとから着く意識は良くないという話は他のブログでお話しました。

こちらの記事も参考にしてください。

https://momouraaruki.net/kakato/

すねを太くして、疲れさせて、筋肉が固くなるのです。

もう一つが、使わないことで固まる筋肉です。先ほどの3と4の筋肉です。足を前に出して歩いている限り、足首を伸ばすことが無いのです。足を前に出しいる限り力を使って足首を外側へ返すことがないのです。

つまり、使っていない筋肉は、血行が悪くなり、だるくもなりますし、むくみもするのです。そして何より筋肉が締まっていません。すねを細くしたいのなら、すねの張りを取りたいのなら、足を後ろへ運ぶべきなのです。足を後ろに運ぶことで、つま先を上げる機会はなくなります。

むくみが気になる方をこちらの記事も御覧ください。

https://momouraaruki.net/mukumi/

1と2の筋肉が張らなくなります。さらに、足首と足の指で地面を押すことにより、使われなかった3と4の筋肉が使われて、締まってくるのです。そのすべての動きこそ、もも裏歩きのなかにあるのです。歩き方一つで、ウォーキングの仕方一つで、劇的にすねは変わるのです。歩くという行為は毎日のことですから、一度早い内に見直すべきでしょう。

平地や家の中でつまずく人には理由があった

すねの筋肉は、疲労するのが早い筋肉です。年配の方がこれを繰り返すと、すねの筋肉が疲弊して、つま先を上げているつもりが、上がっていない状態になってしまうのです。もう一つは、あまりに歩いていないので、筋肉同士が滑りが悪くなっています。そのために筋肉の縮む幅が小さくなっていて、上げているつもりが上がっていない状態になります。

上げるのではなく押すのです。地面や床を押すくせがあれば、足は勝手に上がります。押す癖は、足を後ろに使うもも裏歩きによって養われるのです。つまずかないようにという考えの元、医師や病院では、足を上げて歩いてと言いますが、実は逆効果とも言えます。逆に、つまずきやすい歩き方を作っていることになるのです。実は、年配の方って家で転ぶことが多いのです。10㎝の段差より、5㎜の段差でつまずくらしいです。意識しなくても地面や床を押す癖こそ”転ばぬ先の杖”とも言えるのです。

この記事のまとめ

・すねの筋肉には、真逆の作用がある筋肉が混在している

・すねの腫れが引かないのは、骨膜(骨の表面)が腫れているから

・足を前に出していると、すねの張りはとれない

・足を後ろへ使うことで、すねが締まる

・老人は、足を上げて歩くとつまずきやすくなる

 

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ABOUT US

高木広人
一般社団法人 もも裏歩きウォーキング協会 代表
はじめまして。 【もも裏歩きウォーキング協会】代表の高木広人(タカギ ヒロヒト)と申します。1977年3月10日生まれ 北海道出身 AB型 東京在住 既婚 柔道整復師 整体師 ウォーキングトレーナー  治療歴24年 延べ12万人以上を施術 尊敬する医師の元で整形外科学を140時間以上受講 自らの開発した整体「骨格治療整体」を商標登録 29歳の時に東京都江東区にて、「金の指銀の指」を開業 著書「1日2分もも裏歩きでひざの痛みがたちまち消えた」