100歳まで歩ききるための関節を守る正しい歩き方

ウォーキングは、骨盤を立たせて行う

骨盤を立てるとは?
骨盤を立てる、骨盤が倒れる、骨盤を閉じる、骨盤が開くという意味がわからない人のために

 

骨盤を立てる?骨盤を起こす?骨盤を閉める(締める)?と、表現は色々ありますが、意味がわからないという方もたくさんいると思います。

ウォーキングする上で、骨盤の位置はとても重要な働きをします。骨盤を立てることは、ウォーキングする上での初期設定と言えるのです。この記事では、骨盤を立てるとはどういうことなのかを書いています。

 

骨盤が歪む(ゆがむ)とは?

骨盤がゆがむと言っても、意味を広範囲すぎてよくわからないと思います。

骨盤を気にしている人は、「骨盤が倒れている」「骨盤が開いている」「骨盤が前傾している」「骨盤が後傾している」「骨盤が広い」「骨盤が大きい」「骨盤が下がる」「骨盤が捻れている」「骨盤が硬い」「骨盤が浮き出る」のどれかを感じていると思います。

骨盤がズレていて、形に何らかの変化が起きているということを、広義的にゆがむと捉えています。

基本的には、【前後に傾く】【外側に開く】の2つになります。

どっちかの骨盤が下がるというのは、股関節が関係している場合が多いのです。その他では、骨盤の傾きや開きに左右差があり、捻れを感じる場合も多くあります。このように、骨盤の傾きと開きを知ることにより、骨盤を立てるという意味がわかってきます。

 

骨盤をほにゃららする器具達

  自分の骨盤に違和感があり、それをどうにかして治そうと思った時に頼るのが、様々な健康器具です。その中でも巻くタイプのものと、座る時に使うものがほとんどです

骨盤に巻くタイプのもの

コルセット、ベルト、ガードル、ショーツなどがありますが、こんなにたくさんあるのに、未だに骨盤が傾いている人、開いている人は絶えないのです。

どうしてなのか?答えは簡単です。

すでに、骨盤が悪い形のまま周りを固めているだけなのです。悪い状態をキープしているのと同じなのです。たとえ、少しは補正されているとしても、その間に自分で自分の骨盤を良い位置に戻すための筋肉は、衰え続けています。

骨盤を矯正するという巻き物に、頼ってはいけないことが分かります。

骨盤矯正する座るタイプのもの

クッションタイプ、椅子に置くタイプ、腰に当てるタイプなどがあります。

座っている時にお尻がズレていかないことは大変良いことです。しかし、これらの商品には、あまりにも骨盤を前傾させてしまうものが多いのです。

わかりやすく言うと、丸くなった腰を反らせるような作りの物ばかりなのです。本当に丸くなっている人には良いですが、元から腰が反ってしまっている人には、悪い骨盤の形のまま固める結果になってしまいます。

ですから、自分の骨盤の形も知らずに、安易に購入すべきではなのです。座り方については、こちらのブログも参考にして下さい。

https://momouraaruki.net/suwarikata/

 

説明!骨盤が傾くという意味

 

基本的には、【前後に傾く】【外側に開く】の2つになるという説明はしました。実際にどの様な状態なのかを見ていきましょう。

 

骨盤を立たせるとは?
骨盤が立つ、骨盤を起こすという意味がわからない人のための説明図

 

上記の写真を見て下さい。赤い線は、正常に骨盤が立っていて、骨盤を起こしている状態です。前にも後ろにも倒れていません。つまり、ニュートラルなゼロポジションと言えます。

青い線は、骨盤が前傾して倒れている状態です。腰椎で言うと、反り腰になっている状態と言えます。

緑の線は、後傾して倒れている状態です。腰椎で言うと、腰が丸まった状態です。

 骨盤が倒れるとは、こういうことを言うのです。後傾の人が多いと思われがちですが、圧倒的に前傾の人が多いのが現状です。前傾した骨盤は男性より女性が多く、後傾した骨盤は、女性より男姓の方が多くいます。これらの男女差は、股関節と大いに関係しています。

 

今度は骨盤の開閉です。骨盤の関節を仙腸関節といいます。この関節が開いているのか、閉じているのかで判断します。

骨盤を閉じるとは?
骨盤が開く、骨盤が閉じるの意味がわからない人のための説明図

上記の写真を見て下さい。骨盤の開閉は、体の前からでも後ろからでも確認ができます。

骨盤が開くとは、後ろ側の仙腸関節が開く分、骨盤を前側が閉じてしまうことをいいます。骨盤の骨が浮き出て感じたり、出っ張って感じる人は、開いている証拠とも言えます。骨盤が大きい、骨盤が広がったと感じる人も、開いている可能性が高いのです。

逆の骨盤が閉じ過ぎる人はどうなのでしょう?閉じて困るという人は、ほとんどいません。ごく稀に、背筋が強すぎるアスリートで、仙腸関節は閉じすぎることで浮いてしまう人がいますが、一般の方では見たことがありませんので、骨盤が閉じ過ぎる心配をする必要はないでしょう。

このようにして、骨盤を立てるという意味を知って頂くことが、自分の骨盤の位置の確認にもなります。

自分で骨盤の位置を確認できるということは、整体やマッサージ、カイロプラクティク、整骨院、鍼灸院などの治療院で、「骨盤を戻しておきました」と言われた時に、自分で確認することもできます。

本当に骨盤が戻っているかどうかもわからないまま、「あっそうなんだ~」「これで戻ったんだ~」「良くわからないけど、良くなっているんならいいや」くらいに思っているなくなります。ということは、ヤブ治療家なのか、赤ひげ治療家なのか見抜くこともできるようになるわけです。無駄に高額な施術代を払う必要もなくなります。

 

自分で骨盤を立たせるには、骨盤底筋群を使う

 

骨盤底筋群という言葉をよく耳にします。筋群というだけあって、数種類の筋肉が存在するわけです。筋肉を何個も覚えたところで、その筋肉を使えるようになるわけではありません。

大きく分けると、肛門に関係する筋肉、尿道に関係する筋肉、生殖器に関係する筋肉に分かれています。しかし、それらの筋肉を個別に使おうとして使えるわけではありません。どれか主要な筋肉を使えば、それにつられて他の筋肉も動いてくれます。

どんな風に使うと、骨盤底筋群は使われているのでしょう。

肛門、尿道、生殖器どれでも良いので、骨盤の中に吸い込むように使うと、勝手に使われます。股を骨盤の中に収める様なイメージです。できる人にとっては簡単な話ですが、何十年も使っていなく、使い方を忘れている人にとっては、「言うは易し行うは難し」と思うのが本音のところでしょう。

逆転の発想で考えることも大事

骨盤底筋群を使う事によって、骨盤を立たせることができます。骨盤底筋群を使えないから骨盤が前傾した。このことを考えると、骨盤自体を先に矯正してたった状態にできれば、骨盤底筋群も使いやすくなるということです。

ですから、できない時間をこれからも過ごしてしまうより、どこかの治療院で骨盤を立たせるように矯正してから、骨盤底筋群を使う練習をした方が、よっぽど効率が良いと言えます。

 

下腹部、お尻、O脚X脚、背骨にも関係してくる

 

骨盤が立たせた状態でウォーキングするということは、正しい歩き方ができるようになるための初期設定です。骨盤が前傾しないことで、お尻やもも裏、背筋などの筋肉を使えるようになります。その結果、正しく歩くだけ様々な相乗効果が期待できるのです。

下腹のポッコリお腹の改善、お尻の筋肉の復活、お尻の幅の改善、お尻の垂れ予防、O脚X客の予防、もものセルライト予防、猫背の予防など、たくさんの良いことが起きてきます。

骨盤が倒れたままでは、このようなことは起きてくれないのです。

いくら歩いても、いくら走っても、いくら筋トレしても、望むところに望む筋肉が付かず、望むところの贅肉は減らず、という体験をしている人もたくさんいるのではないかと思います。それは、まず骨盤を立たせていなかったことに関係していたのです。

骨盤を立たせるという意味がわかったからには、毎日、自分の骨盤を意識して、骨盤が立たせた状態が普通になるまで、癖付けることが必要です。

 

この記事のまとめ

・骨盤がゆがむとは、骨盤が前後に傾くこと

・骨盤がゆがむとは、外側に開いてしまうこと

・巻くタイプの骨盤矯正サポーターを長く使うと、自分で骨盤を立たすことができなくなる

・座る時に使う骨盤矯正グッズは、腰を反らせる物ばかり

・骨盤を立たせるという意味は図を見る

・骨盤が開くという意味は図を見る

・自分で骨盤の位置を確認できると、ヤブ治療家を見抜ける

・先に、骨盤が立つように矯正した方が、骨盤底筋群を使いやすくなる

・骨盤が立つと、お尻ともも裏と使ったウォーキングができるようになる

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ABOUT US

高木広人
一般社団法人 もも裏歩きウォーキング協会 代表
はじめまして。 【もも裏歩きウォーキング協会】代表の高木広人(タカギ ヒロヒト)と申します。1977年3月10日生まれ 北海道出身 AB型 東京在住 既婚 柔道整復師 整体師 ウォーキングトレーナー  治療歴24年 延べ12万人以上を施術 尊敬する医師の元で整形外科学を140時間以上受講 自らの開発した整体「骨格治療整体」を商標登録 29歳の時に東京都江東区にて、「金の指銀の指」を開業 著書「1日2分もも裏歩きでひざの痛みがたちまち消えた」