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自分の外反母趾レベルを確認
めちゃくちゃ多いですよね。老若男女問わず蔓延しています。
一言で外反母趾と言っても、程度がそれぞれ異なります。
ですので、あなたの外反母趾が今どの段階にいるのかわかるようにランク分けしてみました。
外反母趾レベルMAX
親指が完全に人差し指に乗る
親指が完全に人差し指の下にまわる
外反母趾レベル4
親指が内側を向き人差しを押す
外反母趾レベル3
親指が斜め内側を向く
外反母趾レベル2
出っ張ってきている
外反母趾レベル1
ちょっとだけ内向きで、開張足
こんな順番です。
あなたの親指は今レベルいくつでした?
レベルMAXとレベル4この外反母趾は、大変です。
出来ることなら、レベル3位でもも裏歩きを知って欲しかった
というのが本音ですが、そんな事も言ってられません。
手術を勧める外反母趾
レベルMAXとレベル4の方は、親指と人差し指を捨てるしか方法はありません。
親指が上に重なる人は、人差し指もまだ使えるかも知れません。
使えるようでしたら、人差し指と中指で地面を押して行くように努力しなければなりません。
親指が完全に人差し指の下に来ている人は、お手上げです。
手術をオススメします。
親指が内向きの人は、親指で人差し指を押してしまうので、人差し指も使えない状況になってしまっています。残る中指で頑張るしかありません。
元々、指先まで使わずに生活してきたツケが外反母趾や強剛母趾です。
巻き爪もそうですね。
どうして親指を使わない生活になってしまったのか?
足を前に出して歩いていたからです。
体より足を前に出す ➝ 体の軸上に戻る ➝ 体より足を前出す ➝ 体の軸上に戻る
こう繰り返していたことになります。
少しも体より後ろに足を運ばずに生きてきた証が外反母趾なのです。
しかも、かかとの高いヒールで、指の付け根にいつも全体重を乗せて、いじめて来たからです。
レベル3以下の人は、今からもも裏歩きをすれば、十分、間に合います。
まずは、横アーチを作らなければいけません。
こちらの動画も参考にして下さい。 ↓↓↓
これを自力で作っていくことが外反母趾を予防します。
たくさん売ってますよね。外反母趾の装具やサポーター。
んなものは、指の間を広げるだけであって、本質的改善や予防にはなりません。
横アーチを作り出すのに必要なのは、
指先を曲げる筋肉ではなく、指の付け根を曲げる筋肉なのです。
ただ指の間を広げて、良くなるわけないのです。
だから、タオルギャザーじゃ意味がないのです。
歩く度に、かかとから指先へ重心を伝えることが必須です。
足の指を使うところまで、きちんと足を体より後ろへ送りきり、足首で地面を押し返しながら、足の指が曲がらないように耐える。
歩く時の意識と実践にかかっています。
そのためにも、お尻ともも裏を使い、足を後ろに引く動作が必要なのです
そう、もも裏歩きの最後で使うのです。
そうすれば、自然に指を付け根から曲げる筋肉が強くなっていき、横アーチも復活し、外反母趾とも無縁の生活となるのです。
外反母趾による将来の全身影響とは?
足の指まで使わない生活なら、足首も使わない生活です。
足首を使わない生活なら、膝もブレブレの生活です。
膝がブレブレということは、下腹部も緩みっぱなしです。
下腹部が緩みっぱなしということは、股関節も動かないので、お尻、もも裏は弱りまくりです。
お尻、もも裏が弱っているということは、反り腰で、巻き肩でストレートネックです。
ということは、
将来的に、外反母趾だけでなく、腰椎や股関節、膝関節、足首、頚椎までも変形して行く可能性が大きのです。
たかが外反母趾、されど外反母趾なのです。
使い始めは少し、親指の付け根に腫れが出たり、痛くなったりするかもしれません。指を使うように指導した患者さんから痛くなったと言われることも多々あります。
しかし、それを超えていく必要があります。
全然、足の指を付け根から曲げる筋肉が弱リ過ぎていたのだから当たり前です。
足を前に出し、足の指まで伝えることない間違った歩き方を何十年もの間して来ているのですから、しょうがないのです。
痛みが出たら、冷やして、指を使わず股関節だけしっかり後ろに引くようにし、収まったら、足の指も再び使う、この繰り返しで強くなっていきます。
私達、治療家の手の親指も同じです。
一日中どうして、こんな強い力で親指をずっと使えるの?と思うでしょ?
鍛錬です。鍛錬し使い方が良ければ、壊れてることはないのです。
こんな風に。ここまで鍛えるのもどうかと思いますが…
足の指の使い癖失調であるだけです。
今日から使う意識をしていけば良いだけのはなしです。
家でも裸足で使うのです。指を使わない歩きをゼロにするのです。
使って当たり前なのですから。私は、100%使ってますよ~
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