今回は、説教じみた感じになるかもしれません。
でも読んでください。
このもも裏歩きをやっていて、本当に良かったと思う日はいつになるのか?
それは私にもわかりません。
1か月後なのか、1年後なのか、10年後なのか、30年後なのか。
すでに痛みがあり、歩き方を変えることで痛みがなくなったという人にとっては、
すぐに、出会って良かったと思うものでしょう。
しかし、痛みではない不調くらいの人・・・
腰が反ってる、少し猫背、下腹ポッコリ、O脚、X脚、内股、ももが太い、お尻がない、
ももの外が張る、アキレス腱が固い、ももの間に隙間、股関節が開かない、肩が巻いている、
ストレートネック、少し外反母趾、足の裏にタコ、巻き爪
これらくらいの人にとっては、本気の痛みが出るのは10年後かもしれません。
痛みが出たとしても、一度その痛みは収まってくれて、15年後かもしれません。
しかし、いつの日か、歩き方が悪い限り、何かしら必ずどこかに、本気の痛みとして、
出てくることは間違いない事実なのです。
その訳は、上に書いた症状すべてが、歩き方と関連しているからです。
しかし、自分自身が本気の痛みとして実体験するまで、わかりません。
痛そうに歩いている人を見ても、自分もなるとは全く思っていません。
もっと近い隣の家の人が痛くなっても、自分がなるとは思っていません。
兄弟や姉妹が痛みに困っていても、自分がなるとは思っていないのです。
「まさか私が」 ではなく、成るべくして成っているのです。
私がもも裏歩きを勧める理由は、1年や2年後の為ではないのです。
その先、10年20年30年、その先も考えてのことなのです。
現在、この世の中に、死ぬまで100%関節を守る方法など存在しません。
【もも裏歩き】をしたとしても、100%には到底、及ばないでしょう。
しかし、私が健康関連のものを見る限り、正しいウォーキング法であり、正しい歩き方である
【もも裏歩き】はナンバーワンです。
治療家として、26年間、痛みのある人と接した中で、悟ったものなのです。
「どんなに一流の治療家であっても、歩き方を変えない限り完治させられない」
という結論に至ったのです。
治療して、1年2年痛みの出ない人もいるでしょう。
しかし、必ずいつか再発します。
歩き方を教えないということは、再発する身体を見過ごして、
また痛くなることを知っているのに、お大事にと、言っていると同じなのです。
逆に言えば、
歩き方を指導できない治療家は、身体の本質的原因を、何一つ理解していないのです。
スクワットするより、ジムで筋トレするより、水泳するより、太極拳するより、ラジオ体操するより、健康器具を使うより、ヨガするより、ランニングするより、フラダンスするより、
関節を守り抜けるのは、もも裏歩きです。
100%ではなくても、限りなく関節を壊さない生涯に近づける方法こそ必要なのです。
人にとって、歩くことは基盤なのです。
食べる、寝る、歩くなのです。
そこをないがしろにして、健康などないのです。
「でも、私歩いているわよ!」その歩き方じゃダメなんです。
いつか関節を壊してしまうのです。
もも裏歩きを身に付け、良かったと気付く時は、
ある年齢に達して、
周りの同い年くらいの人が、あちこち痛いと言っているのに、
なぜか自分は痛くないと気付いたときでしょう。
または、同窓会に行って、厚化粧で年齢を誤魔化す中で、
化粧よりももっと大事な姿勢と身体の振る舞いで、差を付けた時かもしれません。
それこそ、誰の手も借りず、介護も必要とせず、眠るように、一生を終える瞬間かもしれません。
あなたはいつまで元気でいたいですか?
あなたの身体の将来にとって、これほどの価値があるものは無いのです。
美味しい焼肉を食べるより、美味しいお酒を飲むより、映画を見に行くより、
ディズニーに行くより、読書に耽るより、アメドラを見るより、ショッピングモールに行くより、
温泉で旅行するより、世界遺産を見に行くより、そんな一時の快楽より、価値があるのです。
その一時の快楽さえ、健康だから楽しいのです。
これからも楽しみを普通に楽しむためにもも裏歩きをやらない手はないのです。
決意し、歩く機会をいの一番に考え、実行し、手応えという経験を作り、
自分で信じられるものにしてもらう他に、方法がありません。
私ができることは、その方向に向かわせることだけしかできないのです。
結局すべては、自分が決めることなのです。
自分にしか、自分の関節を守っていく事ができないのです。
明日から歩く機会を増やす気になりましたか?
さぁ、歩みを強く後ろへ。意味のある、効果のある、自分を守る、ウォーキングで。
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