人生100年時代とは言うものの、どうすれば本当に100歳まで元気でいられるのか、誰一人として正解を知らずに過ごしています。多分100%の正解などないのです。どんなに医学が発達しようとも、100%の答えは出ないまま私達は生きていくことになります。
歳を取るにつれて、体のどこかの痛みと戦いながら生活することになります。そしてそれは、「いつか歩けなくなってしまうのではないか」という漠然とした不安との戦いでもあるのです。100%ではないけれども、そこに近づくための最善の方法として、【もも裏歩きウォーキング】は有効です。この記事では、最後まで歩き続ける方法をお伝えします。
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目次
難治の病気にならない限り、死ぬまで自分の足で歩く
覚悟と言うべきでしょうか、決意と言うべきでしょうか、
あなたは、本当に100歳まで、もしくは、死ぬ直前まで本当に自分の足で歩こうとしていますか?
もしも、ずっと病院のベッドに寝ていなければならない病気に罹ったのなら、それはしょうがない話だと諦めもつきます。しかし、現代の医療では、「がん」であっても2週間ほどの入院で、その後は通院治療がほとんどです。難病とよばれるも病気も投薬の効果により、症状を遅らせることも可能になっています。
すぐに死と直結する病気が減ってきていると考えるべきでしょう。
では、なぜ人は歳を取ると歩けなくなるのか?
廃用性症候群、ロコモティブシンドロームとも呼ばれていますが、筋力低下や関節疾患、痴呆症により、日常生活が困難になることで歩けなくなる人が多いのです。
痴呆症と運動の関係に関しては、すでに数多くの論文も出されています。筋肉や関節を動かすことで、すべての痴呆を防げるという話ではありませんが、少なからず関係しているのです。
筋力や関節においては、防ごうとすれば防げない話ではないのです。この「もも裏歩き」は、関節を守るために考案されました。筋肉を闇雲に付けても、関節は朽ちていくのです。武道や球技と似ているかもしれません。どんなにパワーとスピードがあったとしても、テクニックがなければ、負けてしまうのです。
「もも裏歩き」とは、正しく歩くためのテクニックが集約された歩き方のことです。
もしも、この歩き方ができれば、年齢と共に老いてゆく、筋力と関節を確実に維持はできるのです。この歩き方を知らずに生活していれば、確実に悪くなる関節を、向こう10年変わらずに要られたなら、それはもはや、維持ではなく逆向と言っても良いのかもしれません。
もしも、毎朝10分お祈りをすれば、10年後に宝くじで3億円当たるとしましょう。あなたは、お祈りしようと思いませんか?決心しませんか?
もしも、毎日20分この歩き方で歩いていれば、一生歩き続けることができる。と言われたなら、あなたはどうしますか?
若い人なら興味はないかもしれませんが、歩けなくなるのが他人事とは思えない人にとっては、本気で決心するかもしれません。
本当に、他人の世話には成らずに、親族に迷惑を掛けずに、絶対に自分の足で最後まで歩いてやるんだという決心があれば、いくつになっても「もも裏歩き」を身につけることができます。そして、濃い終末の人生を送ることになるのです。
他力本願から自力本願へ
いつかあなたは、自分の足で一生歩き続けることの難しさに直面します。それが、どのタイミンが感じるかは人それぞれです。何十年も前からそうならないように準備する人もいれば、中には、寝たきりになり1年ほど経過してから感じる人もいるかもしれません。
洪水警報がなる前に避難する人もいれば、まだ大丈夫と高を括り、避難が遅れ命を落とす人もいます。それほど危機感というのは、人によって千差万別なのです。
はっきり言いまして、60代までは、どこかが痛くても、少々関節が変形しても、整形や整骨、整体などの治療院に行き、なんとかなるでしょう。他力本願であっても、歩けなくなるところまでは行かないのです。
それはなぜかと言いますと、日常生活における動いている量が80代の人と比べ、全然違うのです。忙しさがある故に、筋肉を使っている頻度も違うのです。
しかし、70代後半から80代になると、一気に日常生活の中での動きの量が減ってきます。それほど差し迫った用事もなく、家族からの用事を指示されるわけでもないので、病院通いと買い物くらいになってしまうのです。そして、急いで動く事が圧倒的に減ってしまうのです。
その状況が何年も続くと、筋力はどんどん低下します。整形や整骨、治療院で、その場の痛みは取れたとしても、筋力を付けてはくれないのです。
筋力だけは、他力本願では不可能で、自力本願の力が必要になってくるのです。しかし、人は切羽詰まるまでは、気付かないのです。本当に長引く強い痛みを感じなければ、危機感を観じない人がほとんどなのです。
今、どこかに痛みが強くある人は、その痛みを消す治療に集中して下さい。そのあと、痛みが減り動けるようになったときこそ、「もも裏歩き」を身につけるチャンスです。
強い筋トレなんてやらない
70代80代になって、筋トレしている人はどれくらいいることでしょう。テレビでやっていたから、雑誌で見たから、通っている治療院の先生に教えてもらったから、せいぜい続いても1ヶ月といったところでしょうか。
24年間治療に携わってきたので、わかるんです。90%くらいの人は、まずやりません。
筋トレブームなどと世間では騒いでいますが、健康関連でネタがないので、どうしても筋トレを扱う他ないのです。
これからの世の中は、年配の方でもYou Tubeなどの動画を見るようになるでしょう。しかし、その中で勧めている筋トレといえば、とてもとても背骨や関節が変形し他人が行えるものではありません。そうかと言って、年配の方でもできる筋トレ動画もありますが、今度は極端に負荷が弱く、続けていたとしても歩けなくなるのが目に見えるような、優しすぎてバカバカしくなってしまいます。
結局の所、やらないのです。
しかし、筋力は落とさないようにしなければなりません。物を使わずに、普段の生活で行うことで、そこに少しだけ変化を加えるだけで筋トレになるという簡単な方法が必要です。
毎日のストレッチなんてやらない
関節の柔軟性、筋肉の柔軟性は、老いを防ぐためには必須です。使わなければどちらも固くなって、関節の可動域は減少していきます。可動域の減少は、極端に筋力量をへらす原因になっていくのです。
そして、筋トレ同様に、肩こり腰痛に効くストレッチは無数に紹介されています。ですが、毎日続ける人なんていないのです。日頃の動きの量が減っている人が、わざわざやったことのない体の動きをするのには、かなりの抵抗があります。
ストレッチで最重要な部位は、股関節です。股関節が動かなくなれば、足の筋力が落ちるほかないのです。それをあまりにも世の中の人は知りません。気付かないのには理由があります。それは、歩く時に足を前にしか出さないため、股関節が固くなってきている事に、気付かずに生活してしまうのです。
しかし、股関節を前後に広げるストレッチは、バランスが必要になります。ですから、ストレッチするとしても、股関節を広げるだけに留まり、その他でも、肩こりや背中などがメインになってしまうのです。
股関節を前後、特に後ろへ広げるストレッチを日常の生活に含める必要があるのです。
正しく歩くだけでいい
正しく歩きさえすれば、関節は守られ、筋力が付きます。これさえできれば、100歳まで歩くことも夢ではないのです。しかし、知らなければ現実にするどころか、その夢さえ見ることができません。
もも裏歩きウォーキングは、当初、年配者の膝を守るために開発されました。膝を守り抜くことは、歩くことを億劫にさせない最良の手段です。膝を守っていくには、股間節を上手に動かさなくてはなりません。歩く時のブレを無くすためには、足首も上手に使わなければなりません。それら足の関節を上手に使うには、正しい姿勢を作らなければなりません。
もも裏歩きウォーキングでは、そのすべてを教えることを目的とした協会です。
毎日の生活に取り入れることで、自然と筋力を付け、関節を守ることができます。単純過ぎるウォーキングという運動は、ただの運動不足解消や、ダイエット目的のみでしか語られる事がなかったのです。しかし、その効果は絶大です。
初めての体の動きよりも、今まで70年80年やってきた歩くという行為を見直す事こそ、生活に取り入れやすく、簡単に実行できる方法だと言えます。
もも裏歩きの効果が遺憾なく発揮される
もも裏歩きは、足が痩せ細り、関節が変形し、歩くスピードが落ちてきている人にこそ、必要な歩き方です。しかし、ある程度の関節の可動性が必要になります。
その場合、近くの整骨院や整体、マッサージなどで、関節の可動域を改善させながら行うことが良いでしょう。その方が、お尻やもも裏の使い方を早く身に付けることができます。ある程度のコツを掴めてくると、すぐに実感として、自分の体に感じることができます。使っている筋肉と、伸ばされている関節を意識的に使うことで、歩くスピードが速くなっていること実感します。
そして、何度も繰り返し痛くなっていた関節が、ここしばらく痛くなっていない事に気付くでしょう。関節の変形が止まり、新たな炎症が出ずに、落ち着いている証拠です。
この歩き方を続けてさえいれば、関節を守ることができるという自信と経験こそが大事なのです。やがて、すべての歩きを、このもも裏歩きに替えなければもったいない、ウォーキングをする時も無駄な歩きはしなくなるのです。そして、死ぬまで自分の足で歩き続けることも夢ではないとわかるのです。
この記事のまとめ
・本当に自分の足で一生歩くという決意が必要
・関節を壊さない歩き方のテクニックが必要
・筋力は、他力本願では付かない
・股関節を後ろへ広げるストレッチが必要
・関節の痛みや変形がとまる
・実感や経験が継続するための意思を育ててくれる
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